タミヤ ハイラックス Bruiser製作記 その1
ついに買ってしまった。
タミヤ製ラジコンカーの中でも、デカくて高くて歴史の長いBruiser。ラジコンカー全体で見ても、スケールモデルとしては間違いなくトップクラスのリアリティとメカニズムと組みごたえを味わえるらしい。
これまで組んだラジコンカーは、オンロードツーリング、レーシングマスター、F1、ドリフト、オフロードバギー、コミカルビッグタイヤなど、幅広いカテゴリーに手を出してきたが、今回は少し毛色の違う、スケールクローラーに挑戦してみようと思う。しかし果たして、Bruiserを最後まで組み立てることが出来るのだろうか。期待と不安が入り混じる中、早速製作にとりかかろう。いざ開梱。
合金製のアクスルハウジングがスケール感バツグン。出来上がったら、車体の裏から眺めてみたい。
取説どおり、Aから始める。
まずはラダーフレーム。おそらくこれも実車に忠実なのであろう。明らかにこれまで製作したラジコンカーとはひと味違う。大人のラジコンカーだ。
フレーム完成。次は、前後の車軸だ。デフギヤを組んで、アクスルハウジングに収める。素晴らしい工作精度。さすがタミヤ。
フロント側には、ステアリングナックルを取り付ける。
ナックルの内側と、アクスルハウジングの外側が少し接触して、ステアリングが渋い。ムムッ。よく見ると、アクスルハウジングに金属のバリか残っていたので、ヤスリでキレイにする。これで問題なし。
さて、Bに進もう。板バネとオイルダンパーで、車軸を車体に取り付ける工程だ。
リアのアクスルブラケットを、6mmの位置で接着する。
フロント側は7mm。取説の指示どおり。
板バネとアクスルを、車体に取り付け完了。
ダンパーをサクッと組み上げて・・・
ホイールハブの取り付け完了。めちゃリアル!
ではCに進もう。3段変速トランスミッションの組み立てと取り付けだ。
苦労したのが、遊星ギヤ。長さ12mmのビス6本を均等に締めるのだが、キツくてネジがなめってしまいそうになる。そこで秘密兵器、タッピングドリルの登場。事なきを得た。
トランスミッションの組み立ては・・・楽し過ぎて、写真撮るのをすっかり忘れてしまった。というわけで、取り付け完了!
工程Dは、サーボやアンプが入ったメカボックスとタイヤの取り付け。取説にない方法でMFC-02を取り付けるので、ここの工程は長くなりそうだ。とりあえず、取説どおりにメカボックスを作成。
メカボックスとタイヤを取り付けて、とりあえず動くものが完成。テスト走行で、これまで費やした時間を思い返しながら、達成感に浸る。
とりあえず今回はここまで。次回は、LEDライト・音・振動を司るマルチファンクションユニットMFC-02を、取説にない方法で、試行錯誤しながら取り付けてみようと思う。