タミヤ ハイラックス Bruiser製作記 その4
前回までで、約3ヶ月(内1ヶ月は放置)かけて製作したBruiserが完成したので、今回は最終回として、撮影した結果を披露してみたい。使用したカメラはソニーのRX100Ⅱで、ホワイトバランスは室内灯に合わせて微調整した。
前。
後ろ。
斜め前。
斜め後ろ。
大きさ比較のため、アバンテを横に並べてみた。
ギャー。
仲直り。
迫力のアングル。こんなんが迫ってきたらもう泣くしかない。
ピカーッ。
動画も撮影したので、YouTubeにアップロードしてみた。エンジン音や、車体の振動、LEDライトなど、リアリティを高めるギミックが伝われば幸いである。
今後は盆栽のように、たまに見て動かして遊ぼうかな、と。次は何を作ろう。
タミヤ ハイラックス Bruiser製作記 その3
前回は、プロポを操作して前後左右に動かせる「ラジコンカーっぽいもの」に、LEDライト・音・振動を司るマルチファンクションユニットMFC-02を無理矢理(?)インストールところまで進めた。今回はいよいよ大詰め、ボディ製作に取り掛かる。
取説上最後のE工程。まずはキャブ後部の窓。セミグロスブラックでスプレーした後、縁をシルバーで筆塗りするため、マスキング。
マスキングされてるので、心置きなく筆塗り。
マスキングをはがして完成。
載せるおじさん人形をオプション購入。腕と胴体の接合部分が上手く合わなかったので、シューグーですき間を埋めながら固定。
後ろから見るとこんな感じ。ハンドルは横着してマスキングせずにシルバー筆塗り。
ボディ塗装は、裏側も塗ることを忘れてて、スプレー缶を追加購入。Bruiser標準のブルーを3本消費。
独自点ということで、キャブを青くしてみた。一体感が出そうな予感。
ここでようやくスピーカー取り付け。ここでも、固定出来れば良いのでは?という思いから、キャブに隠れる荷台部分へ固定することとした。スペーサーを取り付けて・・・。
ネットを挟んで固定完了!
続いて、大事な顔の製作。下部は黒いプラスチックだったので、マスキングしてから、白いサーフェサーを吹いて、ボディ色でスプレーして仕上げた。
バンパーを取り付けて、完成。サブロクハイラックスは、イイ顔してるね。
では次に、テールランプの塗り分けに取り掛かる。ブレーキランプ、バックランプ、ウィンカーランプを細いセミグロスブラックで塗り分けるのだが、ここが今回一番細かいマスキングとなった。まずは真ん中をマスキングして・・・。
ペタペタ。
バックランプの周囲も黒くペタペタ。
細かい部分を修正して完成。ものすごく時間がかかる割に進まない。
クリアーレッドとクリアーオレンジを厚塗りし照りを出す。
ボディ側もクロームシルバーで筆塗りして・・・。
これでフロントとリアが完成。いい感じ。
サイドのエンブレム部分はセミグロスブロックで筆塗り。マスキングを細かく切って、エッジはピンセットで抑える。スプレーで仕上げたボディへの筆塗りは、緊張する。
窓枠部分もマスキングして・・・。
クロームシルバー部分を塗ってから、セミグロスブラック部分を塗るためにマスキング。とにかく手間がかかる。
キャブ部分も細かくマスキングして塗り分け。これでようやく、長い長いマスキング&筆塗りが終わった・・・。
ボディを合体!いい感じ!デカールなしでもいける。
おじさんもちゃんと窓から見える。いい車乗ってるな〜、おじさん。
サイドのエンブレムは、メタリックシールでペタッと貼るだけ。
デカールを切って貼って、ボディ完成!・・・と思いきや、LEDライトの取り付けがまだ残っている。ここで約1ヶ月経過(笑)。
テールランプはこんな感じ。上から順に、ウィンカーランプ、バックランプ、ブレーキランプ。
MFC-02には、フロント用に5mmの白色LEDが4つある。メインの穴は5mmだが、すぐ左のフォグランプには3mmの穴しか存在していない。困ったので・・・。
穴を大きくした。LED自体も少し削る必要があるが、とりあえずこれでOK。
というわけで次回、撮影をして締めくくろうと思う。
タミヤ ハイラックス Bruiser製作記 その2
前回は、ひととおり説明書どおりにシャシーの組み立てを行い、プロポを操作して前後左右に動く「ラジコンカーっぽいもの」が完成した。
やる気を充電したところで、「LEDライトコントロール」「スロットル開度にリンクするエンジン音・ホーン音・ウィンカー音」「エンジン始動中の車体振動を実現する振動ユニット」などをコントロールする、マルチファンクションユニットMFC-02の取り付けにかかる。Webで調べたところ、TDannyさんが取り付けノウハウを公開していたので、一部参考にさせていただいた。
まずは、エンジンによる車体の振動を再現するためのバイブレーションユニット。これは、メカボックス内部に取り付ける。穴を開ける位置を決めて、2.5mmのピンバイスで穴開け。
両面テープとビスで、しっかり固定。
次に、コントロールボックス。これはTDannyさんのようにアルミ板のステーを製作することが出来ないので、廃品利用で取り付けステーをワンオフで製作してみた。
ステー取り付け部に、スペーサーが必要なことが判明したので、余った部品をチョッキン。
試行錯誤で、時間がどんどん過ぎて行く。しかし、これがまた楽しい。上手くいくかどうかは、全て自分次第。上手くいかなくても、どうすれば上手く行くか、ヒントが得られたら万々歳。目の前のことに熱中して、ひたすらヤスリで削ったり。時間が飛ぶ感覚。その後に得られる達成感こそ格別の味わい。
コントロールボックスにステーを合体。コントロールボックス自体もヤスリで突起を削った。
コントロールボックスの取り付け完了。裏から見るとこんな感じ。
上から見るとこんな感じ。結構しっかり固定されているので、満足。
バイブレーションユニットが入ったメカボックスとコントロールボックスの取り付けまで完了した状態。道のりは長い。
MFC-02とモーターの接続は、ハイラックスハイリフトのモーターなら無加工で出来るとのことだか、お金をかけるよりも手間をかけよう、ということでハンダ付けすることにした。長さもちょうど足りそうなので、端子ギリギリでチョッキン。
被覆を外して、より合わせたら、ハンダをジューッと流し込む。
絶縁チューブを加熱して完了。
さて、MFC-02本体と受信機の取り付けだが、これもTDannyさんのようにアルミ板のステーを製作せずに済む方法で取り付けたい。プラ板や、余ったポリカ板などで試行錯誤した結果・・・。バッテリーボックスに両面テープで固定するだけで充分なのでは?ということに気がついた。
そして受信機までも、両面テープで本体に固定するだけで、キレイに収まった。スッキリ。
残りはスピーカーの固定だが、これはボディのキャブ部分に収めたいので、後回しとする。シャシーはこれにて終了!
いよいよ次回はボディ製作。じっくりのんびり、楽しみながら進めていきたい。
タミヤ ハイラックス Bruiser製作記 その1
ついに買ってしまった。
タミヤ製ラジコンカーの中でも、デカくて高くて歴史の長いBruiser。ラジコンカー全体で見ても、スケールモデルとしては間違いなくトップクラスのリアリティとメカニズムと組みごたえを味わえるらしい。
これまで組んだラジコンカーは、オンロードツーリング、レーシングマスター、F1、ドリフト、オフロードバギー、コミカルビッグタイヤなど、幅広いカテゴリーに手を出してきたが、今回は少し毛色の違う、スケールクローラーに挑戦してみようと思う。しかし果たして、Bruiserを最後まで組み立てることが出来るのだろうか。期待と不安が入り混じる中、早速製作にとりかかろう。いざ開梱。
合金製のアクスルハウジングがスケール感バツグン。出来上がったら、車体の裏から眺めてみたい。
取説どおり、Aから始める。
まずはラダーフレーム。おそらくこれも実車に忠実なのであろう。明らかにこれまで製作したラジコンカーとはひと味違う。大人のラジコンカーだ。
フレーム完成。次は、前後の車軸だ。デフギヤを組んで、アクスルハウジングに収める。素晴らしい工作精度。さすがタミヤ。
フロント側には、ステアリングナックルを取り付ける。
ナックルの内側と、アクスルハウジングの外側が少し接触して、ステアリングが渋い。ムムッ。よく見ると、アクスルハウジングに金属のバリか残っていたので、ヤスリでキレイにする。これで問題なし。
さて、Bに進もう。板バネとオイルダンパーで、車軸を車体に取り付ける工程だ。
リアのアクスルブラケットを、6mmの位置で接着する。
フロント側は7mm。取説の指示どおり。
板バネとアクスルを、車体に取り付け完了。
ダンパーをサクッと組み上げて・・・
ホイールハブの取り付け完了。めちゃリアル!
ではCに進もう。3段変速トランスミッションの組み立てと取り付けだ。
苦労したのが、遊星ギヤ。長さ12mmのビス6本を均等に締めるのだが、キツくてネジがなめってしまいそうになる。そこで秘密兵器、タッピングドリルの登場。事なきを得た。
トランスミッションの組み立ては・・・楽し過ぎて、写真撮るのをすっかり忘れてしまった。というわけで、取り付け完了!
工程Dは、サーボやアンプが入ったメカボックスとタイヤの取り付け。取説にない方法でMFC-02を取り付けるので、ここの工程は長くなりそうだ。とりあえず、取説どおりにメカボックスを作成。
メカボックスとタイヤを取り付けて、とりあえず動くものが完成。テスト走行で、これまで費やした時間を思い返しながら、達成感に浸る。
とりあえず今回はここまで。次回は、LEDライト・音・振動を司るマルチファンクションユニットMFC-02を、取説にない方法で、試行錯誤しながら取り付けてみようと思う。